鳩山首相が突然の辞任表明。会社の昼休みの放送で知ったが、さすがにびっくり。
やはり、普天間基地問題に真正面からぶつかりすぎたのが敗因と思う。しかもあまり予習もせずに。灘や開成の入試問題のようなレベルをいきなり裏づけもなしに「必ず解いて見せます」と公言したのがまずいよなぁ。そうやって、自分に敢えて厳しいノルマを課していたのかもしれないが。
僕は、鳩山さんを、人間として最後まで嫌いにはなれなかったが、首相としての資質があったとは言いがたい。なんとも複雑な気分。民主党のマニフェストは、基本的に正しいと思うので、もう少し首相として遂行してほしかった。首相の頻繁な交代は、政治の停滞を招く。
中曽根元首相曰く、「一生懸命やったが、政治がまだ未熟だった。自分の信念、唯我独尊的信条を強引に押していくという強さが足りなかった」。
小泉元首相曰く、「自分の言葉で首を絞めた。言葉は大切にしなければ」。
長期政権を実現した方々の言葉は非常に重い。
今度の菅さんは、どうだろう。熱くなり過ぎるのが気がかり。岡田さんが立候補しなかったのがちょっと残念。
以前、都議選に触れたのに、衆院選に触れないのはおかしい、と思いつつ、もう運命の8月30日からだいぶ経ってしまった。
遂に与野党が逆転した。社民党、国民新党も与党なのかぁ。やっとねじれ国会も終わったんだな。
新政権に期待することは、まず、無駄遣いをなくすプロセスを分かりやすく示してそれを実行して欲しい。あとは、長期政権を維持して欲しい。つまらない献金問題でつまずいて、政治を停滞させないで欲しい。
ところで、東京12区で、我らが青木愛さんが、太田代表に勝ってしまうとはまさか思わなかった。小選挙区制の怖いところだ。
今日は、衆院選の前哨戦とも言われる都議選の投票を行った。投票所が、徒歩1分の場所になったので、随分楽になった。
結果、入れた候補者は過半数得票で当選したが、定員が2のため、某政党が推す候補者も当選した。なんだかなぁ。
当選者の数よりも、政党別得票数の方を注目して欲しいと思う。多分、そう思っている都民は多いと思う。
僕はもともとあまりテレビを見るほうではないが、以前、ここでも話した通り、最近は、お笑いを見る。今は、「NON STYLE」、「天津」、「トレンディエンジェル」がいいなぁ。「COWCOW」、「ジョイマン」は見かけなくなったが、どうしたんだろう？たまたま見ていないだけかな？逆に、「オードリー」、「ナイツ」は、世の中では人気があるようだが、僕はどうも苦手。
そういえば、水曜日に麻生さんと鳩山さんの党首討論があったが、かなりイライラした。何だか耐え難いものがある。いい加減、衆院解散・総選挙しようよっ！絶対民主党が勝つからさっ！9月まで引き伸ばさないでよっ！(って、皆さん、思いません？)
厚生労働省の再編の話も、与謝野さんや桝添さんにすら合意が取れておらず、麻生さん、根回し全然駄目じゃん、って気がするのだが。